【2025 半夏生】
はんげしょうず
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アシタハココカラ
2025.7.6
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【n*{am}】
hutari no am
n* 刑事物って言ったら、私は『踊る大捜査線』がいちばん実験としては面白かったんだけど
n* 制服組と背広組のことがあそこまではっきりドラマ化されたの初めてだったしね n* 上司の三人組が冗談みたく描かれたのもねー n* 青島君と室井さんとどっちが好きだった? n* んー、 n* 真下くんとか言わないよね? n* いやあの、 n* すみれさん? n* すみれさんは当然として、いかりや長介演じる和久さんがいちばん好きだった。 n* は? n* だから、和久さん。 n* なんで? n* んー。まぁああいう渋いおじいちゃんの役者さんが好きだっていうのもあるけど、あのさ、ある特定のドラマで、「そのドラマの常識」を支えてるものってあると思わない? n* 常識?そのドラマの基本となってるようなってこと? n* うん。それがね、『踊る大捜査線』の場合、私は和久さんだと思ってたんだよね。だから、青島くんのことも室井さんのことも描けたんじゃないかなって。 n* 同じドラマ内でね? n* そうそう。 n* なるほどなー、ドラマを支えてる常識、あのドラマの場合、和久さんならあの上司の三人組も、制服組も背広組もカバーできたってことなんだね。 n* そう感じてたってことね。その基準から外れてるとしたら真下さん。 n* え?だから真下警部はあんな顛末なのかな?笑 n* そうかもね笑。あの人のポジション、進むにつれて変になってなかった? n* 彼があのドラマの舞台の規範から外れってちゃった理由がそこにあるってこと? n* 和久さんと対極にあったっていうか、真下さん、警察幹部のエリートじゃん? n* そっか、だから収まりきれなかったんだ。 n* あのドラマで描かれるべき、適切な、いいシナリオの範疇にね? n* 紅一点のすみれさんに対する態度もね、和久さんと真下さんでは真逆だったっていうか。 n* トリックスター的な存在だったよね。 n* 完全に外れちゃったらトリックスターの機能ですらなく、ただの組織にとっての悪魔だからね n* そこが炙り出されたんならよかったんだけどね n* SPでさ、なんか、このスピンオフだった『交渉人』の扱いがすでにおかしかったっていうか、すでに製作陣のコントロール外にあったのかなぁ n* みた? n* いいや、あの時期はテレビほぼ全滅だったから。特にリアルな人間が出てくる、アニメじゃなく、リアルな人間が出てくるやつは、ニュースから何からじかにこっちに言われてる気がして、怖くて無理っした笑笑。 n* ドラマの基盤となる常識が、実は脇役の中にあるって、面白いね! n* うん、シナリオを支える背景みたいなものっていうの?脇役であのくらいの役者さんは何を演じても安定してるし、ここの安定さ加減で、観る人のそのドラマへの安心感が決まるっていうか。 n* 安心して観られるかどうか? n* うんうん。 n* どんなに派手なドラマでも、安心して観られるやつってあるもんね n* うん n* なんか他にそれに該当するようなものは? n* 他のドラマで? n* うん n* うーん、これはあまりいい意味じゃないんだけど。思いついたのは『東京ラブストーリー』かな。 n* あれはある意味、当時の恋愛観にとっては目新しい、斬新な非常識って感じしたけどね n* うん n* あのドラマの基盤となる常識って言ったら、誰のとこ? n* 私の感覚だよ? n* うん n* あのドラマでは、かんちでも、りかさんでもなくて、さとみさん。 n* あの地味な人? n* そうそう。元の彼女だっけ?彼女じゃないんだっけ?あの人が常識だから、結局、かんちはあの人を選ばざるを得ない。りかさんじゃダメなんよ。非常識だから。あのドラマは、今時の恋愛は非常識でもいいと言いながら、実はその非常識さを強烈に否定する構造になってるの。 n* りかさん、大変そうだったもんね n* 結局、年上の上司預かりだぜ?自由だ自由だって言いながら、それを根底では強烈に否定してきてる n* 当時のいわゆるマスコミは、それをどこまで自覚してたのかね n* さぁね、元々漫画だし。同年代の【文化の母】炸裂ってやつだね笑。 n* 本来の母親の世代じゃなくて、同世代でそれが機能してた例ってことね。 n* うんうん。雇用機会均等法がさ、男女平等だって言いながら、実は強烈に男性と同等に働こうとしてた女性が、現場でどの程度の失敗をしてくれて、女性の限界を露呈して、「適切に」女性の地位を落とせるかを試してたのと同じようにね。 n* 割と笑えない笑 n* 女性であそこをクリアできる人は、家柄やらなんやらで、すでに内定済みってやつ?適当なところで結婚してくれれば職場の邪魔にもならないし。相手探しの婚活場でもあったろうし。男女が働く場で、どの程度、仕事を適度にこなしながら、男に上を譲って対応できるか。仕事自体がどのくらいできるかじゃなくて、そこを見られてた。同期でも、お互いにそこを監視しあってるっていうの?そこ、前に出んなよ、みたいな笑笑。女性同士の方がむしろさ。男性陣も、そうした動きを絶妙にあおって、自分たちが意見をダイレクトに言わないですむようにしてた。 n* そんなにはっきり言って笑笑。 n* だからすみれさんへの対応のことを出したんよ。紅一点ならまだなんとかなるけど、それでもあれが限度ってこと。 n* 同性同士の監視の方が厳しいっていうのは男の世界もおんなじ。 n* そっかー。今はだいぶ変わってるはずだよ?あの頃の話ね。 n* 女性でも、男性性の強い人はいるし、そういう人の方が、見かけの穏やかさとかとは関係なく、人を比べないんだよね。 n* うんうん、気が強い人が、私みたいに笑、必ずしも男性性が強いとは限らない。そこは、意外に連動してない気がするなー。 n* うん。それは私もそう思う。男性の中にも、女性性を備えている人はいるけど、そういう人が男らしく見えないかというと、必ずしもそうじゃないし。 n* そこらへんも、もう、表向きの性別で分けられる状況にはなってないのかもね n* 一人で男女の性質を備えてるのが、多分いちばん生きやすいと思う n* うんうん n* 外側と内側だからってことだっけ? n* 男性性が外側で、女性性が内側ってね、思ってみたりしたけどね(ここでいきなり泣き出す) n* あなたは病気でいったん外側の男性性が壊滅してる。だから本名を使うのにとても抵抗があるんだよ、それはおかしなことじゃないと思う n* ごめん、いきなり泣いて。それまで自分が担えると思ってきた役割がほとんど失われたからね笑 n* ううん。だから、今の自分の外見を、全然自分だと思えないんだよ。そこも外側に属してるから n* うん n* 【文化の母】が矯正してくるのは、実は女性性の精神的な側面よりも外側の男性性、他の人や社会にどう見えるかだから n* そうなんだね n* 結局、教育ママの一側面なんだと思うよ?マザコンとめっちゃ関係あると思うもん。 n* マザコン??男の人はってこと? n* 男だけじゃなく女性も n* 自由が一見?仮に?担保された代わりに、さっきの恋愛に関してもさ、失敗したときのダメージも大きくなってて、だからこそ、【文化の母】の正当性が上がっちゃって、「ほら、お母さんの言うとおりにしないから!」みたいなことが罷りとおるっていうね。 n* あー、なるほどねー n* 「自由」に対するカウンターは、まさかの「文化的常識」だった、みたいな笑。 n* うはは n* 何がその時代における真の常識?根底的に流れてる、最も力のある常識かって、表面的には現れてない場合もある。 n* マスコミがその代弁者になってて、その良さと悪影響の両側面を指摘する役割のはずだけど n* それが、暗黙の抑圧になっちゃってたら最悪だよね n* マスコミの方でも、リスク背負いたくないから、ダブルバインド的なメッセージを出してきてんじゃないかなー n* ダブルバインドって何だっけ?あなたのかつての病気が起こりやすくなる何かだったよね? n* 二つの異なる、特に真逆のメッセージを同時に出してくる環境に対して、対応しつづけなければならない状況ってやつね。いちばん単純なのは、お父さんとお母さんの意見が違うってやつ n* それが拮抗してればしてるほど、子どもにとっては厳しいってことね n* これね、下手すると子どもに選択肢を与えてる、みたいな感覚でいる人がいるんだけど、子どもにとってはそうじゃない n* ちゃんとお父さんとお母さんが話し合って、結論を出せってこと? n* どちらかを選ばせるような提示の仕方をしないってこと。 n* 例えば、どちらかの意見を両親の考えとして提示して、もう一つも出すってこと? n* そのときに、できればどっちがどっちって言わない方がいいってこと n* 意見を選ばせるんであって、どちらかの親を選ばせるんじゃないってことね? n* うん、できるだけね? n* 両者が相手の意見をちゃんと咀嚼して、相手の意見も了承したうえで伝えるってこと? n* 相手の意見の存在を了承したうえでってことかな? n* そっか、相手の意見を了承するのと、相手の意見の存在を了承するのとでは、実はかなり違うね。 n* そうそう。ダブルバインドは、板挟みってことなので、なるべく異なる意見でも、判断を求められる場合に、クッションが挟まっててくれた方がいい n* 単なるバランスをとるレベルでは判断がつかないようなことが、両方から押し寄せてくるのがしんどいんだよね。レールの上に乗るのが楽なのはそのせいだろうね n* うん。例えば、当たり前を選べないような立場にいる人にとっては、常識的なリスクがリスクじゃないかもしれない、そうであっても常識をとるのかどうか。そういう複雑な状態が続くと、人は壊れちゃう n* そうだね n* なんかね、私、病気のとき、「0から100まですべての可能性がある」って何故かよく独り言で呟いてて。強迫症のように。 n* うん、聞いたことある n* 実はこれ、後で調べて知ったんだけど、普通の感覚だと、ある状況に対する未来的な何かは、30〜85の間くらいしか、認知できないし、実行もできないらしいの。でも、あのときの私は、0〜100まですべてを想定しないと、自分の想定する可能性の範疇外が出てきてしまう精神状態にあったのかなって、病気が治った頃にようやく自分の呟いてたことの意味が分かって。 n* ダブルバインド以上に自分の認識や判断に対して、厳しいプレッシャーがかかった状態だったんだね。。 n* 強い薬で判断力を抑えられてるから余計だったのかな。 n* それも、ある意味、常識、自分の常識から見て、現実がどのくらいの位置に存在していたかの証明になるのかもね。話は変わるんだけどさ、ちょっと私のこと聞いてもらっていい? n* うん n* まさか辞めるとは一ミリも考えていなかった仕事をやめてさ、それまで、日常的に、誰かにいわゆる指図?アドバイスを求められてはそれに返答するのが当たり前のような生活送ってて n* まぁ!ザ・上司!!笑 n* そうそう、そういうお年頃だから笑。でも今、仕事がなくなったら周囲の関係性もいろいろペンディングになってるので、そういうアドバイス周辺の事情も止まっててね n* うん n* そしたら、誰かの意見を、つまりメンターとかさ、意見を聞かないといきなり不安になってくるっていうね n* つまりは、これまでは、自分がメンター的な役割だったんだよね?でも、それがなくなったら逆に意見を聞かなきゃって感じてるってことなの? n* そうそう n* それってやんわり、今の自分に社会的にはネガティブが襲ってきてるってことなの? n* 自分で決めたことなんで、そこまでの感覚はないんだけど、言わなくなったから逆に聞いた方がいいって思ってるっていうのかな? n* へぇー。 n* ってことはさ?これまで、私の周りでは、言う/言われるの関係においての、誤解を恐れずに言うなら、勝負がずーっと行なわれていたし、それに私は勝ちつづけてて、だからアドバイスしつづけられたんだろうなって n* うんうんそっか、相手との役割が、言う/言われるしかないんだったらね? n* うん。職場であえて何か話すというときには、結局そのパワーバランスが常に働いてたってことなんだろうね n* そっか、まぁ、警察機構だしね n* でも今、その役割から外れたら、今度は自分がそれを受けないとならないような強迫症がやってくるわけ。なんかまるで中毒みたいに、わなわなってさ n* あら n* これはね、本当に多分中毒なんで、少し抜けるのがキツイかもしれないけど、和らげていこうと思ってる。例えばあなたとの会話だと、アドバイスとかじゃないんだよね、お互いにこれは。そこに勝ち負けとか全然感じない。一緒に意見を育ててるような感覚でさ。 n* うん、ほんと何を話しても、だいたいそんな感じ。ぶつかるならビリヤードの玉みたいな感覚でね n* そうそう!外枠が限られてる盤面があるし、角度があるんだよね、ぶつかっても。だから、じゃあこの次は、もしぶつかるとしたらどこから?みたいに考えられて、それは話してることの結論に至る玉の展開のワンシーンなんであって、勝負じゃない。 n* うんうん、そういう意味で言った!なんなら外枠からも跳ね返ってくるしね!笑 n* そうそう!よかった、合ってて笑。でも、これまでの私の周囲の言う/言われるの関係性では、暗黙のうちに?ほんとに気づかないうちに?言葉での勝負が繰り広げられてたんだなーって。 n* そうかー。。 n* しかも、その範疇でしか人を感じないし考えないから、相手の言うことが、相手はそんなつもりじゃなくても、自分をまるで倒しにきてるみたいに感じちゃう。 n* あー、なるほどね。 n* これもやめたい笑 n* SPのさ、BGMモードをやめたいって言ってたよね?笑 n* そうそう、あのモードだとさ、あらゆるものが戦闘体制だから笑笑 n* BGMイメージ、意外と大事。それと知らずに、自分の物語の、まさに背景的に影響してきてたりするから。 n* うんうん。あなたに「もしかしていつもこのモード?」ってSPの曲流しながら聞かれたとき、実は唖然としたものね。気がついてなかったんだよ、そんなに追い詰めてたなんて、自分のこと。それがずっと当たり前だったから n* そっかー。あ、、ドラマに通底する常識の話から、だいぶそれちゃったね? n* 世間話だから、別にいいよ!途中から、話題も変えさせてもらったし。ありがとうね、おやすみ n* おやすみ ★ n* あのさ?もしかして、私のやってたホームページの、最後は放ってあったあの地区の、地区mの湖の氷の上に座ってた?座ってたのって、正座して。あれってあなた? n* ん?うん。ごめん、正座して座ってたのの靴下に穴が開いてて n* いや、靴下の穴はいいんだけど、あの、 n* なんで座ってたのかって? n* うん n* あなたがあそこから帰ってくるって思ってたから。 n* n* 本当にそう思ってたの。だから、待ってたの。 n* n* でも、今、ここでこうして私たちが話してるってことは、まさかの場所からあなたは地区に戻ってきたんだね? n* そっか、そういうことになるね n* どうして帰ってこられたの?リウが「またやって」って言ったから? n* うん、そうなんだけど、この状況を見るにつけ、結局、nobodyを頼りに帰ってきたんだと思う。 n* え? n* だから、nobodyの存在を頼りにして帰ってきたの。地区の場所とか、あそこで機能していた何かじゃなくて n* そうなんだ、 n* あなたがあそこで待っていてくれたからなのかもね?その何かがつないでいてくれたのかもね? n* そっか n* うん |
2025.7.5 second
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【n*{am}】
hutari no am
n* いわゆる今で言う人格的な精神が、龍のエネルギーだった頃ね、あなたがリウといて、彼は彼を熱心に慕う他の人のことばかり見てて、あなたに背中を向けてた時期に、あなたが水のほとりで小さくうた?歌ってたのを聞いたの。
n* 歌ってた? n* そうそうまるで今世で言う、あなたのピアノみたいにね、とても悲しい、とてもさみしい、そんなの。しかも、誰のためでもない、もしかしたらあなた自身のためですらないような、そんなの。 n* あの悲しいとかさみしいとかって、そんな頃から来てたってことなのかな? n* どうしてそうなったか、自分で分かる? n* んー。リウはすでに他の人たちを見てて、私のことは、単なるホームというのか、ピボットの軸足のようなもので、リウに必要だったのはその軸足にできるような存在だったんであって、私じゃないってことが分かりはじめたんだよね。それでね、リウもリウの周りの人もいたんだけど、私は一人だった。リウの軸足だったということで、余計に。 n* 私はその悲しいを聞いて、自分もそうなんだって初めて分かったっていうのかな。それまで実際に一人だったし、なんだかそれははじめからそうで、でもその意味も理由も、どうして暗い気持ちになるのかが分かってなかった。でも、あなたの歌うのを聞いて、初めて自分が悲しいとかさみしい状態なんだって分かったの。あなたは、私がどうしても外に出せなかったその何かを、表現してみせてくれてたっていうのかな。伝わる? n* うん。最近、火のこと、いのちの火のことを考えてて、いのちって、水でも地でも風でもなくて、やっぱり、小さな炎?火みたいだなぁって思うんだよね。 n* 精神がよく火に例えられるけどね。 n* うん、なんでかってね、火はその場で小さくしか燃えられないよね?単独で。大きく広かったら大火事になっちゃう。 n* むしろそうならないように小さく分離して燃えてるのかな? n* そうかもしれない。でも、さっきあなたの話を聞いてて思ったのは、星の一生のことでね。大きな星は、たいてい、分離して自らの大きさが決まってきた時点ではまだかなり熱く燃えてて、それがだんだん冷えて固まっていくよね。そうなって初めて、他の存在がいられる場所にもなるんだけど、星がいちばん物質としてのポテンシャルを持っていたときを、すでに過ぎてる。 n* そのときに、火が小さくなっていくような現象が起こるね。 n* うんうん、小さくもなるし、分離もすると思うよね。なんか、そのときの、自分のエネルギーが下がっていくとき、集合して激しく燃えてたそのときから比べたら、小さく離れて、できることが小さくなっていくようなそんな感覚が、この悲しいとかさみしいを、もしかしたら生んでるんじゃないかなって思ったの。 n* 分離自体が、そもそも、何か自発的な肯定的なものじゃなくて、悲しいやさみしいを伴ってたんじゃないかってこと? n* うん。でもね、これは大きな星の場合なの。もっと小さなのは、例えば衝突によってどこかから分離した時点で、すでに冷えて固まっていて、ずっと単独だった可能性があって、この場合は、ここからさらにエネルギーが大きく下がったりはしない。もしかすると、カイは、はじめから分離がはっきりしていた星みたいにっていうか、一人になったときにすでに一人で、一人になる過程を段階的プロセスとして踏んでない、いきなり分離したから、その悲しいを、感じる暇もなかったっていうか、表現できなかったんじゃないかな?そしてさらに一人でいるうちに、周囲が存在しないという意味での悲しいやさみしいが起こったのかも。 n* あなたみたいに周囲がいる状態での悲しいさみしいと、周囲がいない状態での悲しいさみしいがあるのかな? n* カイが私のうた?に共鳴してくれたなら、同じ質なんだと思うけども、そこに至るまでの過程は、違ってる可能性もあるのかな?でね、私あなたに会ったときに、この人はすでにその一人の状態をちゃんと知ってる人だと思ったの。だから、一人を知ってる同士でいる方が幸せなんじゃないかなって感じたんだよね。だから、リウのいる集団から離れる決心をしたんだ。ここにいて孤独を感じさせられつづけるのがいいこととは思わなかった。一人でいるなら、ちゃんと一人でいることを覚えないと、いつまでもリウに利用されていく。悲しいさみしいまんまだなって。 n* だから、すぐに私といないで、地球に逃げたリウの人生見学で3回過ごしてみたの? n* うん、それでもし彼が私に気づけば、変わっていたかもしれないけど、そうはならなかった。もうそのときにはとっくに、一人ぼっちには箔がついてた。だからあなたのところに戻って、一緒にいてって言ったんです。あなたが待っててくれてるとは必ずしも思ってなかったけど。 n* 私は、あなたがその悲しみやさみしいを自分の外に解放できる、表現できるちからがある人だって分かったときから、この人と一緒にいた方がいいと思ってた。その表現の仕方を学んで、自分でそうできるようにするとか、一人でいる悲しいさみしいの質を変えるとか、どうにかしたかった。 n* それで今世では、その観点はシナリオを使ってやってみていると。 n* まぁ、そう、言葉でね?歌とか、あなたは別の人生ではそれを踊りでなんとかしてたけど、相変わらず誰に見せるでもなく自分のためにさ。私は踊りもできそうになくて、だから言葉で頑張ってるの笑。 n* そっか笑。 n* 星の話に戻して? n* うん、それで多分、今私たちがこんなことを話しているのは、地球がもしかすると、熱さの段階を本当に過ぎて、これからは物質としてはエネルギーが下がっていく一方だとして、それって、まさに「熱が冷めていく」みたいでさみしいよね?そのことへの不安?そして、元々は一つに燃えていたはずの大きな火が小さくなって、一つ一つになって分離して燃えていく段階に入るのだとしたら、そのことに対してもきっと、悲しいやさみしいが訪れるのかもしれなくて、 n* 今の分離が進んでいく状態やそこから感じていることは、それに対処するためだってこと? n* そう、その変化していく火の質を、私たち人間は精神として、もしくは心のちからで、受け止めるし、その不安や悲しみを解放していく必要があるのかもしれない。自然たちが言語化できなかったネガティブな要素を、人間といういきものが厳しい経験を通した感情という形で解放することを担ってきたように。 n* 人間の役割が変わるって、いちばんはそこなのかもね。 n* そうかもしれない。変わるとは聞いてたけど、どっち方向にかは私も分からなかった。でも、人間の精神の個人としての分離が進むにつれて、それを進むべき方向性としてよしとする人たちと、人は一人じゃないと生きられないから集まろうっていうワンネスの意識の方に戻ろうとする人たちがいて、 n* そこで結構、齟齬が起きてるね。私は、今世は元々孤児だったのもあって、その集団性の正義にずっと自分の個的な意識を削られてきたし、適応を迫られてきた。はじめからすでに自分が悪いんだとも思ってきた。 n* はじめからすでに悪い人なんていないよ n* そうなんだけど、そのはずなんだけど、そういうふうには見られてこなかったの。だから、17、高3のときにあなたの存在を間接的に紹介されたときに、あなたが授業での発表かなんかのためにずっと弾いてたピアノも聴くことになって、 n* 戦メリだ、坂本龍一さんの『戦場のメリークリスマス』笑 n* そうそう笑。どんだけ泣いたか分からないよ。なんで泣いてるのかも全然分からなかった。ここに何がこもってるのかも。この人が誰かのために弾いてるんじゃないって伝わってきてたのに。 n* 自分を明け渡して受け取る言葉たちが、誰のものでもなく、誰のためのものでもなく、強いて言うなら「言葉のもの」であるように、あのピアノも、言うなら「音のもの」で、私を通過してくる何かなので、だから誰かのために弾くのは難しいし、私が弾いてるということすら難しい。 n* あなたがよく言う著作権が分からないっていうのは、そういうことなんだね。 n* 多分ね。「あなたのものとして扱え」って言われても難しい。あのピアノなら、鳴らす?鳴る?すべてを、ピアノに、もしくはピアノの音に、なんなら音に預けてしまうので、だから誰かのためのものにはなってないのかもね。 n* それでね、そうやってリウのあの頃から、受け取りつづけることを当たり前にしてきた何かが、あの性別がなかった世界から、女性の身体の要素を作ったのかなと思ったんだよね。そしてね、分離の世界における個人の感覚も多分、この女性的な、どんなことも受け入れるしかないという感覚から生まれたものなのかもしれない。 n* だからあらかじめ、悲しい、さみしい。 n* そう。そうだとして、そうやって分離した、一人でいても自分の精神のいのちの火が消えないくらい、確かなものにできた人同士が、改めて相手を選んで一緒にいるようになるというのは、何か全体で大きな火を燃やすために集まった人たちの一緒にいる仕方とは、違うんじゃないかなと思う。 n* 風の時代っていうけどさ、小さな火を消すのは、水だけでなく、風でもあるかもしれないよね。 n* 風は知識や思考を表したりもするから、誰かの知識や正義によって、自分のいのちの火が消されてしまうようなこともあるんじゃない? n* 実際によく起こってる気がする。個人個人のいのちの火はとても小さいから。集団でいるときには大きな火でいられるので消されないですむものも、一人になった途端、吹き飛ばされるというようなことが起こってる気がする。 n* そして人間はすでに、この身体になった時点で、一人ずつだからね。誰か他のものが守ってくれるわけじゃないし、誰か他のものを自分自身を放り出して守れるわけでもない。 n* そう考えられてはじめて、自分のいのちの火を消さないような自分の身体?うつわ?ができる気がするね。日本の一部の宗教の一人修行とか、そういうことだったのかもしれないしね。 n* 一人でやるしかないっていうあの頑ななね。あれね、私は、自分のためというよりは、大事な人を守れなかった経験がさせたものじゃないかと思ってる。あなたの鴉天狗の人もね、 n* あ、あの山のときの人さ、ごめん、あなただね笑笑。今考えたら、一緒に山を歩いてて、山に手を当てて話を聞いていた私が、女性で不浄な存在だってことで山に入るのを禁止されて、ちょっと気になることがあるから自分だけ行ってくるって言ったときのあなたの姿が、いちばん今世のあなたに近いわ笑笑。nobodyだって一瞬思ってたのに!今頃合致した笑笑。 n* 帰ってきたときには修行しすぎて人間じゃなくなって死んだ人生ね笑笑。 n* あの頃も背が低かった。 n* うるさいんだよ。 n* そのおかげで、私は女性ってだけで卑屈にならないですんだんです!だから馬鹿にしてないよ。あなたがよくそのことで自分で卑屈になるから、こだまさんしただけ。でもあれはさ、自分のこと責めすぎだったんじゃないのかなぁ。 n* そうかな。 n* そうだよ。それで、だから、地球は今、そのターニングポイント、エネルギーが下がっていく転換点にあるとすると、頂上目指してるだけでは、ここが解消されていかないってことだよね。 n* 山は、上ったら下りるの。 n* そうそう。お家に帰るまでが遠足笑笑。 n* そうそう笑笑。 n* 地球にいることで起きる冒険もね笑。 n* だから今までと真逆じゃないと対処できないよ?適応できないよ?って言われるんじゃないかなぁってね、それは思ってた。 n* 真逆ってさ、簡単に言うけど、大変だよね!! n* うんうん。 n* 逆さにしたら落っこっちゃうものとかあるんじゃないかとかさ、余計な心配しそう笑。 n* でも、山を上って下りるときに、落っこっちゃうものってある?? n* 山を上りたいと思った情熱?? n* あー。 n* 盛りというか、頂上を過ぎたってことを受け止めるの、もしかして意外と大変なのかも。 n* 地球全体がそうなるので、そこ逆らうと多分、死にたくなるだけだと思う。 n* 元も子もないこと言わないの。 n* 植物、特に樹木たちが人間に頼ってくるというか、弱音を吐いてくるなんて、なんでだろって思ってた。 n* だから、幹を上に伸ばす方じゃなくて、地下の根を伸ばす方に行くんでしょ?そういう発明を、樹木がしたんでしょ? n* うん、そうらしい。 n* あー、落ち込んできた。前向きな答えが出せるまで、この件はいったん保留!! n* えー。 n* だから、いのちの火は、分離には進むんだって。 n* うん。 n* 大勢集まると山火事になるしね。なので、一人一人。悲しい、さみしい。 n* うん。 n* だから、一人が大丈夫な人同士で、さみしくて死なないように、無理せず一緒にいることを考える。 n* はい。 |
2025.7.5
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【n*{am}】
hutari no am
n* 世間話の段。
n* あい。 n* 例の「日銀一人一口座」の件。 n* あー、あれね、日銀が国の機関じゃないことが分かったんで、私の中ではペンディングになってるわ。 n* マイナンバーからの紐付け案も出てるらしいね。 n* だから、すでにある銀行口座に紐付けるのやめてっての。そのために国からのお金のみが入る口座作ったらって言ってるんです。 n* 預金やら運用やら何やら知りたいのがバレバレだもんね。 n* 国が回してきたお金と、銀行が回してきたお金は、全然違うんだし、銀行の方だって、上層部だけが存在してるわけじゃあるまいし、上にも言ってない地元での約束とか、下手するとこれでバレちゃうじゃん。 n* 国もそうだし、企業もそうだけど、これ、リウも言ってたけどさ、地方での辻褄合わせの苦労について考えなさすぎなんだよ。 n* どこで個人と、企業や銀行との信頼が成り立ってるか、多分分かってないんだよね。 n* 全部サプライチェーン思想で回そうとするところすらあるからね、コンビニとかみたいに。 n* うんうん。 n* なので、国は国で、ご自分が管理されているお金とかお金の質のようなものについて、もっと自覚してほしい。 n* お金が国に入るといったんリセットされるんじゃないかって言ってたよね? n* そうそう、国から外に出て、いろんな企業や人のところに行って、いろんな目的やら取引によって、いろんな色がついて、増えたお金についてはご満悦とか忖度がついて、反対に減った分や少なかった分には不足感や不安がついて、巡っているわけです。それが、国でいったんリセットされる。 n* 国からのお金は、個人的な都合とか限定的な指定は入ってないものね。 n* 国から入ってくるときには条件があっても、もらってからその先は指定されないって言ったらいいかな。 n* なんか今はさ、自分が懇意にしているとか気に入っているとか気に入られている企業やら個人やらにお返しの意味で使わなくちゃいけないお金が意外にあると思わない? n* 思う思う!だからね、国以外からもらうと、意外に使い途が決まってるお金があるっていうか、なんだかな、そういう企業やら個人への信用を維持するために払ってるようなお金が多いっていうかさ。 n* うん。使うならぜひここの電子マネーとか、リボ払い指定で支払いを継続しててほしいとか笑。 n* そうそう!いろんな企業がグループ化してて、その間でお金がくるくる回ってるっていうか、お金を使わされているというか。。 n* あなたは割とそこのルールぶち破ってくるよね?笑 n* え?どこのグループにも属せてないからでしょ?障害者20年を舐めるな。国には所属できても、社会には復帰できてないので、どこの管轄にも所属できておらん。 n* 障害者じゃなくなっても特に変わらないっていうね笑。 n* 年金がなくなっただけだもん。こうならないために障害者や病気でいつづける人もいるくらいだからね。一応、社会の端っこにいて病気になってるんで、社会が変わってなければまた戻ったって同じことになるしね。 n* まったくだ。元々いろんなところのお金を使ってたの? n* 電子マネーとかアプリの話? n* そうだね。 n* 障害者になる前から新しいお金の形を模索してたから、昔っから登録可能なやつは全部やってみてたし、大昔のMMORPGのゲーム内通貨も含めて。 n* 先日、ニンジャモバイルへのご登録場面を見かけた笑。 n* クリプトニンジャね。ゲームはやってないけど、FiNANCiEにはいたことがあったから久々に面白そうと思って。応援通貨というのか、応援が応援対象の信用と価値を上げる様子を可視化しようっていうね。 n* 推し活は、経済の一環として長期的にも正義になりうるのか否か?笑。クリプトニンジャは、代表の國光さんも結構推してたよね。 n* なんというか、忍者の人たちがってダイレクトには思ってないけど、表立って自分の個人情報とか晒したくない人がめっちゃ不利だからさ今。 n* 信用経済が結構まかりとおってる。 n* そうそう!その一方で、精神的にそういうのがしんどい人も劇的に増えてるのにね。 n* で、最初の、国からのお金を預かる一人一口座の話。 n* 忘れてた笑。国からのだけじゃなく、国に払う税金とかもここでいいっていうかね、とにかく個人資産に触るなっての。 n* あー、ここから国にも引き落とされるってこと? n* そうそう。そうすれば、国から個人へのお金の出入りを、国民がよく分かるようになるでしょ?企業を通じてとかじゃなく。それ以上のお金は入れておかなければいいので。 n* 企業を通じた国へのお金は、中でかなりピンハネされるらしいしね。それは確か企業も国からやられてる? n* うんうん、そうらしい。社会保障とかの枠でね、結構とられてるらしい。 n* 年齢ピラミッドの変化からしても、そこら辺の扱いが限界に感じますね。 n* それでもこういう企業のお金の方を信じるしかないというか、国のお金を信頼とか尊重できるような仕組みがないっていうかね。 n* 「円」もあまり好まれてない印象だしね。 n* そうそう、対ドル評価ばっか。そこは国の責任だと思うなぁ。そもそも生活費とかさ、超基本なお金を対ドルで運用してる暇も余裕もないんだよ、私は。 n* それでね? n* あ、一人一口座の話でした。まずね、赤ちゃんが生まれたらすぐ国の所属で一口座。ここが基盤。 n* その子に対してもらったお金を、個別化、可視化したいわけね? n* そうそう。親とごっちゃになるから、親が勝手に判断して子どものこと以外に使うとか出てくるわけだし、「子どもがいるから」じゃなくて、「子どもが」もらってるんで、そのことへの人権的な配慮を、ここからすでにした方がいいんじゃないのって。 n* 扶養控除の子どもの分も、子どもの方に反映できればいいのにね。 n* あ、いいねそれ!配偶者控除もね!専用の口座があれば、たとえ金額が小さくても、たとえば今で言えば預金の利子みたいな額でも、送っておくことができそう。 n* そういうことで、国から、生きる価値というか、「生きていていいんだよ」って言ってあげられるようなことにならないかな。子どもが親に、生きることを肯定してもらうとか、承認してもらうとかじゃなくて。 n* 国のような社会的な存在からも、生きることへの肯定感をもらうってことね。それこそが、amの感覚を育てることになるのかもね? n* うんうん。amというのは、「I am」の「am」で、「自分でいること」というような意味だったね。 n* 自我とか自分としての「I」じゃなく、自分でいることを目指す「am」なんだよね。 n* 日本人は、こっちの感覚の方が合うと思うんだよね。。 n* もちろん、基礎教育が頑張ってるのは分かってるよ?でも、教師という存在にもやや限界が見られるというか、先生を偉くするために子どもがいるわけじゃないし、子どもや親を尊大にするために教師が謙らなくちゃいけないわけでもないはずなのに、なんかこじれてる感じする。 n* 子どもをね、価値のある資源として考えたいなって思うの。 n* 資源って、リソース?国を活かすためのってこと? n* そうそう。そこを感情的に考えるんじゃなくて、国に一緒に暮らす存在として、大人や親と同じように生きる権利を持つ資源と考える。 n* きちんと別の人間だって認識するってことね? n* うん。子どもって親の所持品とか奴隷じゃない。使いこむのと逆に、子どもに投資みたいに、お金をつぎ込む親もいるよね。 n* それね、牧場で太らせて食べるお肉みたいな印象があるんだよね。行動制限で囲い込んで、勉強しろとか受験しろとか言ってさ。 n* いい子になれとか笑。国に積み立てて老後にもらう年金もそうなんだけど、お金に関するだけじゃなく、牧場のお肉すら、未来への当て込み方がなんかちょっと間違ってる気がして。。 n* んー、一人一口座の話からどうしてもそれちゃうんだけどなんでだろ笑、なのでそれはまたね。 n* はーい。 ★ n* 「私の夢が叶ったら、あなたの夢が終わってしまうかもしれない」って言ったけどさ?それは、これまでは私たちは、あなたは私だけを相手としてきて、私の方は覚醒してのちは一気に魂的にはいろんな人との取り組みをしていて、それが今後私たちが一緒にいるようになったら、逆になるような気がしているってことなの? n* ん?そうなのかな?私がそういう心配をしてるって思ってるの? n* うん n* 制限が外れるという意味では、私はあなたといるようになったらこれまでには感じたことがないほど安心すると思うので、そうかもしれないけど、そうだな、その制限がかかってくるような、あなたに制限をかけてしまうかもしれない気がしている方のことは、人よりもお金?生活のためのリソースについてのことかも。 n* あー、私が今、割と好きなように使ってるから? n* 今はあなたはお金については、お母さんと連動した意識で自分にやってきたお金を新しいものに入れ替えるために手放そうとしてるって分かっているから、それについては気にしてないよ? n* 実はでも、金額から見るとそうじゃないんじゃない?笑 n* 笑笑。私はお金に、まだ人的なエネルギーよりも数字を見てるってことかな〜?笑 n* んー、それは「まだ」かは分からないけどね!実際、お金は数字の側面がとても大事で、なぜならその客観的指数によって相手とも自分とも同価値のものと認識できるからで、それがお金というものを発生させたとすら言えるので、お金にとっての数字の意義は、これからも強いはずだと思う。でも、今は私は数字よりも人的なエネルギーの方にフォーカスしている、ということです。母親からの拘束の多くが、実はお金によってなされているって分かったから。ただ、そうそう、誰かが私のお金遣いの荒さについてやや苦々しい感情を持ってるんじゃないかなとは思ってた。それがあなた? n* お母さんの元を出てから、一気にあなたのお金の使い方が変わったから、最初は大丈夫かなと思ったのは確かだし、あなたとの結婚を本当に意識したときには、初めて他の人と生活のリソースを共有していく感覚になったので、片方にお金が多くあることが果たしていいことなのかって考えた、というのもある。 n* うんうん。 n* でもさ、今は自分は、自分でもまさかと思ったけど、社会を退職して、 n* 社会を退職笑笑 n* あなたはとっくに退職してたけども笑 n* 私は復帰を望んでもできてないってだけだけど笑 n* うん、でも、今はね、少なくとも私に関して言うと、あなたと背中の姿で接触したあの分岐点の頃からずっと、実は起きていた脅迫症を治そうとしていて、そのためには、いわゆる今の社会にいちゃ無理なんだって分かってね。 n* SPの中でも「俺はやれる男だ」ってめっちゃ手を洗ってたシーンが描かれていたものね。そっか、私もそうだけど、あなたも、社会にいて病気というか厳しい症状が続いてきてたとしたら、自分が社会に「否」って言わなければいけないフェーズにあるってことでもあるんだものね。 n* そうそう!ずっと社会には適応しなければいけないと思っていて、というのはね、あなたが適応できない代わりに私は適応しなければならないって思ってたんだって分かってね、それはまぁ生まれたときから敷かれていた、私たちの間でのレールのせいでもあったんだなぁって。 n* 敷かれてきたレールが凄まじかったってことを、私の方はごく最近、知ったけれども。 n* あなたと自分がいろんな観点からセットになっていたことで、あなたが社会に再び適応できないことに、これだけ私が影からサポートしててもできないってことに、自分があなたにとっては役立たずな存在みたいで、結構苦しんでしまって。でもその感情が、それこそエゴだったんだなって。自分も実はずっと社会から外れたかったんだって、自分があなたのせいで社会から外れられないと思ってたことが解っちゃった。 n* なるほどー! n* あなたに、「こっちに来てるときじゃなくて、あなたの身体がある場所を幸せにして?」「手を洗いたいって思うなら、我慢しないで、好きなだけ手を洗えるようにしなよ!」って言われたとき、カチャーンってそれが外れた。自分のこと、大事にしてなかったんだなって。自分の身体から出て、あなたの身体があるところで、魂の?自分だけを大事にしようとしてた。あなたに、これまで私があなたに散々思ってきた「自分を大事にして!」を、あなた自身から私に向かって叫ばれて、ようやくその本当の意味や価値が分かるっていうね笑。あなたがいてよかったと思う理由が、それまでと全然違うものになった。 n* いずれにせよ、身体が一緒にいるようになったら、これまでとかなり違う何かが発生する恐れはある。これまでの私は、長いこと、ほとんどそれと知らずにあなたにこちらに来てもらってる立場だったから、それが分かった今は、あなたを失うのが実はとても怖いんだよね。失うくらいならそばには行かないって思ってしまう。でも、それだと今までと変わらない、むしろ接触によって起こる可能性に挑戦しないという意味で、後退すらしてる。 n* うん。だから、それはやってみるの。背中で接触しただけでその後20年以上、身体で面と向かって3次元では一度も会えてないって、しかもあなたは私の具体的な存在というか、あなたと接してきた私の、警護以外のもう一つの側面、つまりシナリオ担当としての側面も、ヒントが多少出てたとはいえ、つい昨日まで答え合わせせずにいたのに、それを知っても知らなくても私への思慕がなくならないっていうのは、やはり異常な状態だと思うからさ。私からの想いもね。 n* うん。 n* 一緒にいてみたいの。これまでのような他の理由ではなく、私たち自身が理由でお互いに傷つけあう可能性だってある。っていうか、多分それは起こる。それでもやってみたい。やっと一緒にいられるってなったときに、どのくらいそれが反映されてくるのか。反映を我慢しすぎたら、一緒にいる意味はないし、反対にそれが全く起こらずに一緒にいられる可能性もある。 n* うん。それをね、試すんだよね。超絶大好きな人とね。 |
2025.7.3
約20年前にホームページの表紙から
各ページへのリンクに使っていたのと
ほぼ同じ表現を発見したー!!
今はcanvasっていう描画専用の?
要素ができたんですね。
表紙でやりたいことがこれで可能なら、
またこれを使おうっと!(表紙ページ考案ちう)
回っている文字は、長めの歌の上の句です笑。
下の句を別の輪っかで描画する
手腕がなかった笑笑。
各ページへのリンクに使っていたのと
ほぼ同じ表現を発見したー!!
今はcanvasっていう描画専用の?
要素ができたんですね。
表紙でやりたいことがこれで可能なら、
またこれを使おうっと!(表紙ページ考案ちう)
回っている文字は、長めの歌の上の句です笑。
下の句を別の輪っかで描画する
手腕がなかった笑笑。
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【カイとの年表】
thoughts of piece
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◉龍のエネルギーでいた時代
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リウと一緒にいた頃。リウの周りには他にもリウを愛する龍のエネルギーがいっぱいいて、いわゆる第一パートナーのポジションを狙ってくる人がいて、リウはできれば私に彼らと争って勝利してほしかったらしいけれども、私は戦いたくないのでおとなしくしていて、だんだんしんどくなっていたところに、カイがやってきて、「二人は本当にパートナーなの?」って3人で一緒にいるときに聞いてきた。リウはそれに答えられずに地球に逃げてしまった。私はカイのその言葉で、自分と自分たちの現状が理解できてとても助かって、どうしたらいいか悩んだし、カイの「私と一緒にいることにしない?」っていう暗黙の気持ちも伝わったけれども、いったんリウを追いかけて地球に行って、けれどリウにだいぶ多くのエネルギーを渡していたので、エネルギー不足で身体を持つことはできず、自然のエネルギーに混ざった状態で、リウの3回分の人生に付き添ってみたけれども、リウが私に気づくことはなく、あきらめて戻って、待っていてくれたカイと一緒にいてもらうことにした。
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◉ミンタカ時代
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静かに暮らしたいねって水しかない星、ミンタカへ。地球のように音も色もない、伝達を担う媒質もないので、シンパシーのある脳内同士で直接コミュニケーションをとる、穏やかで静かな時代。背の高さ(今でいう地上からの視点の高さ)はカイと私とで同じくらい。その影響か、今までどの時代でも、それほど背の高さには大きな違いがない。あるとき、カイを好きな強烈な人が出てきて、のちに聞くには彼女から「あなたを殺すって言われた」ということで、カイはその人といることになった。その人にはカイの私への言葉が届いてしまったらしい。切なくなったので、時間のない星だったミンタカで、「またいつかカイと一緒にいられますように」と願いと祈りを行なう。ミンタカでは、物事は「それそのようにしか訪れない」ものとされていた、つまり今で言う予定調和よりも手前の、現時点がすべて調和である(調和の結果ですらない、現時点で起こっているすべてが時間的前後を伴わず調和である)とされていたので、ある意味、その常態の破壊と起こりうることに対する転換の希求であり、時間的パラレルの創生、祈りという精神領域の発明にも通じていたらしい。これで他の人にも同時にその可能性が発生したため、願いや祈りの数が多く、またその内容が過剰過激になっていくタイミングで、ミンタカの星のエネルギーは水のみのシンプルなものだったので、この可能性の範囲領域に持ちこたえきれずに星が壊れる。相手の人は、カイがパートナーとしてほしかったというだけでなく私への対抗心が大きかった可能性を分かっていたけれども、そのエネルギーにじかに応じるのは、カイが本当のことを私に伝えてこられないほどカイ自身にとってもリスクの高いことだったので、相手からの煽りを回避しつづける。星が壊れた避難時、カイは(多分どさくさに紛れて)、大好きだった星が壊れたことにひどく落ち込んで動けないでいた私を連れて地球に。
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◉地球時代
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①地球に来てすぐ、カイは男性、私は女性の身体をもらって、身体的にもパートナーになろうとするも、複数の男性に現場に乗り込まれて私は性的な暴力を受け、カイは私の身体が他の人のものになってしまった様子にショックを受けたと同時に、ミンタカで自分を拘束していた女性のものになるのを恐れてその場で自殺、私は「死」というものを知らなかったので、カイと今までのような方法でさえ連絡を取れなくなったことと、カイにもう二度と会えないようになったのだということ、どちらにも凄まじいショックを受ける。
②身体的暴力が影響したのか、何でも受け入れなければならない体質になってしまった私は、その資質に適応した巫女の職業に就くようになる。当時の巫女は、霊媒憑依のパターンによって言葉を受け取ることが多く、つまりは自分をほぼ完全に明け渡す能力、自分を他の存在が圧倒する許可を発動できる体質が必要だったためである。私は社会的に隔離された状態で仕事をしており、そこにカイがこっそり、でも精神的には正面突破でやってくる。「その存在の仕方はやめて?」「自分と全然関係ないはずの人なのに好きになっちゃうから」。私はおろしてきた言葉をとられるだけだったので、その言葉たちのその後の様子を知らず、この立場がそのようにして外部との関連性を持っていることも知らなかったけれども、自分のおろしている言葉の大切さだけは理解していたので、この箴言で目が覚める。周囲から少しずつ情報を集め、自分の言葉がゆがめられて政治的に悪用されていることを認識、自分の仕事上の言葉の利用に対する抵抗も行なったけれども、ほぼ何も改善されなかったどころか仕事にすら圧力がかかってきたので、この立場を自らの意志で退くべく規定外の方法を選択したかったが、言葉のほかには自分の身体しかなく、巫女において禁忌とされた異性との交流、つまりカイとの交流を、カイからの愛情の助けも借りて、命を懸けて行なう。結果、カイと私とどちらが死ぬかを選択させられ、私は自らが死を望んだけれども、死ぬ際にお腹には今来ているアムが宿っていたことが分かり、一緒になくなってしまう。後に残されたカイは、社会的な制裁を受けながらの人生になったのだけれども、私が霊として見守っているかぎりでは、信念をそのまま貫いて潔癖で誠実な死を迎え、私はカイへの感謝と懺悔を、同等の拮抗した力で持つことになる。その後も、巫女の体質、つまりあらゆることを受け入れるしかない体質は、このポジションへの懐疑的行動をカイを巻き込んで失敗した経験から、結局、治ることも治す過程へ進むこともなく、その後もそうした仕事に奉仕する、もしくはそこから最後には状況に抵抗して落ちぶれる、あるいはエネルギーの少ない状態で来たときには性的な奴隷や、肉体的精神的暴力を恒常的に受ける人生が続く。時代が進むにつれて、政治的に指定されたものではなく、自然界からのメッセージが多くなり、異形と話すものとして侮蔑、異端視されることも。 ③今世。 |
*
書くこと?
物語を書くこと?
に関する
若い頃の
とてもつらいことを
頭の中で
カイと話しながら
ふと思い出したら、
いきなりこのページの
作業に没頭しはじめた。
つらいことがあると
勉強していたときの
自分の集中度を
思い出した。
そういうこと
だったんだな。
私が私として
言葉を書く
ということは。
何かを頭で
作ろうとするとき
というのは。
2025.7.2
外装ルールに適応できない自分/
ボディコンはなぜ流行したのか/
「~に見られたい」理由を当時の流行誌から考える
ボディコンはなぜ流行したのか/
「~に見られたい」理由を当時の流行誌から考える
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【フタリノセオリツ】
masculinity ★/☆ femininity
★「カラスが少しの間、なるべく下に降りてるって」 ☆「さっき、川の近くのやつがそう言ってたね」 ★「なんか、利用されそうだからって言ってた」 ☆「しかも、そこから別の鳥が話してきたのが、何とも言えない話で」 ★「鳥居のことについては少し前から言われてたじゃん?実は、神に関しては社殿よりも鳥居の方が大事って」 ☆「そうだけど、あれは鳥居をくぐることが、鳥の高い視野や視点、意識を人間に共有することを許可するしるしだったってことだけで」 ★「もう必要なくなるかなとも言っていたね」 ☆「鳥居自体というより、その許可の仕組みがね」 ★「だから、これまでのいわゆる神さまって、鳥が自分の意識を話してくれてたってことだったんだよね」 ☆「それさー、言って大丈夫なのかなって笑」 ★「言った方がいいって鳥が判断したんだから、いいんだよ。むしろ言った方がいい。カラスが利用されそうだって言ったのは、神さまも別の鳥たちなので、カラスだけを鳥的な存在として利用されたくないって思ったからでしょ?」 ☆「カラスは賢いので有名だからね」 ★「なんかさ、ツインレイの件で、ツインレイを宇宙意識だとか宇宙レベルのパートナシップとする話を、鳥たちが『宇宙のせいにするな、地球の話にしろ』って鳴きわめいてたのがすごく印象的だったから、なんか今日の鳥たちからの開示も、とても納得いったなー」 ☆「ただ単に本当に上空というかさ、高い視点にいれば、神さま的なあれだけのことは言えちゃうってことなんだよね」 ★「しかも鳥は、手に該当する部位や使い方の進化が人間とはかなり違っているからさ、よく言われる自らの翼で羽ばたけみたいな話は、人間で言うと、めっちゃ手を使って作業しろってことだしさ。その通りに全然伝わってないっていうね」 ☆「これからは、伝わるんじゃ」 ★「そう思いたいです」 |
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【KOOKAI】
★空海の魂 vs
☆彼とともに歩いた女人の魂 ★1「そうそう、なんかさ、今いる空海って?一人じゃないんだよね」 ☆「やっぱり!?もう、いろいろな人で話してくるから分かんないじゃん」 ★5「一人だと危ないのでね。この前、ここで話していたのは私だよ」 ☆「昆虫の中にいる人ね?」 ★5「そうそう、他の★もね、すでに話しているみたいだから開示しようと思って。別にあなたを混乱させるつもりでこうなっているわけではないし、これ以上、保留しておくことでもなさそうだから」 ☆「生きている人間が2人、寝込んでいる人が1人、それほど極端に古くない時期に死んでいる人、私はこの人をオンって呼んでいたけど、死んでいる人が1人、そして一緒に歩いた記憶がいちばんある、昆虫のあなたで5人」 ★5「それでいいと思うよ。生きている人の1人は、お話で登場している人の分身?」 ★1「私のことですかね。身代わりですね。本人の代わりに宗教方面を担当しています」 ★5「なるほど。空海の情報というのか、空海自身であるという自覚、そうした認識自体が、分散型の公開鍵のように複数人に分けてあるようなのでね」 ★1「この状況の場合は、公開にならざるを得ませんからね。人格なので暗号では話しつづけられない」 ★5「生まれ変わりも、一人だけだとかえって面倒みたいなのでね、故人の知恵かな」 ★1「そうかもしれないですね。実際、空海の自覚があったものの、別の空海が答えているのかなと思っていました、☆との会話の場合」 ★5「おそらく★2の寝込んでいる人は、☆との脳内の会話だけでなくここに合流してくるかもしれないが、★4は生前の諸々がここのような場所での共有範囲に入らなさそうなので、☆の父親との関連があっても、文字には出てこないだろうね。事情次第かもしれないが」 ☆「★3の人は?」 ★1「ちょっと、そこは限定しない方がいいかもしれない。いろいろと背負わされている人もいるみたいだから」 ☆「ふうん」 ★5「その人たちはその人たちで、それでいいと思う。どこが公式かをここで表現しようとしているわけじゃない」 ★1「そうですね」 ☆「なんで5人なの?」 ★5「うーん、最後の5人目にあたる私の感覚で言うと、6になると昆虫の世界に突入するのでね、昆虫たちに交じってみた結果、それで人間が適応を失敗しているようなので、少なくとも日本では、ここで止めておきたいね」 ★1「5という数には、ダ・ヴィンチの身体図における、人体の5交点を意図されていますか?」 ★5「頭、両手、両足のことかな?もしそうなら、そうだね。人体は5つの要素を原点としている」 ★1「そうなら、人体においては、通常は6番目を想定しない方がいいということなんですね」 ★5「私はそう思うけれども、他の生き物で6のものはいるし」 ★1「鳥たちですか?」 ★5 「そうそう。そしてなんなら、バクテリアたちが7なのでね。彼らが最も数が、星の数よりももしかしたら多く、しかもその状態で計り知れない種類の生存共栄を維持できているという点で、最も自然界のバランスや力の作用を知っているし、ということは、地球のこともいちばんよく知っているということになる」 ★1「7の数からして、チャクラのこともそこに?」 ★5「並んでいる順番からするとそうかもしれない。地球における縦のエネルギーフィールドの理解の仕方というなら、そうだと思う」 ☆「ん?」 ★1「いや、珍しくおとなしく聞いてるなと思って」 ☆「いいじゃんかたまには。ねぇ★5、さっきのバクテリアの話、私たちが宇宙だと思っているところに見ている星たちって、体内のバクテリアの外部的反映を兼ねてるのかな?」 ★5「その可能性もあるね。体内の、というならね。まぁそういうことだから、誰が話してきても、そこら辺の存在だと思っていていいからね」 ☆「はーい」 |
2025.7.1
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【ヨルとイオ】後編
pieces of the puzzle
ある晩、イオはカイの部屋で、食べ終わった食器を洗っていました。
そのとき唐突に、イオが実の父親に、大人になってから連絡をとりはじめた初めての誕生日に一度だけ物体を贈ったときの、焼き物の小さなお皿とぐい呑みのことを思い出したのです。父親はイオが30歳のときに、いわゆる孤独死の状態でなくなっていました。 イオはその頃のいろんなことを思い出してちょっと眩暈がしました。その隙に手が滑って、洗っている最中だったガラスのコップをシンクに落として割ってしまいました。 ガチャンと大きな音がしたので、カイが驚いて近寄ってきて、 「大丈夫?」 と聞きました。 カイは、シンクに落ちたコップの破片を見て、 「あー割れちゃったんだね、これ、イオさん気に入ってたのに」 と言いました。 それから、イオの背中から手を回してそっと抱きかかえたかと思うと、首筋に自分のおでこをつけているのか、カイはそれほど背が高くなかったのでそんなふうでも二人の身体はそれほど離れなかったのですが、そのおでこのあたりが温かくなっていくのを感じながら、イオは涙が出てしょうがありませんでした。 カイは、その涙にまるで混ぜるように、 「イオさんのね、パパを殺したのって、僕なの」 と静かに言いました。 イオはそれを聞いても、なぜか不思議に思いませんでした。まるで、ずっと分かっていたみたいに。 イオのパパは、政治的反逆者というのか、自身の専門である分野が起こした公害に対する運動家というのか、反逆していた相手が、特定の人ではなく企業でも国でもなく、けれど国を代表する教育機関に在籍していて、レジストする相手がその教育機関もしくは教育方針そのものだったからなのか、昇進拒否と引き換えに、最後まで一度も逮捕や拘束はされませんでした。ある意味、強制的に泳がされつづける、お魚みたいな。 でも、ここでイオが驚かなかったのは、カイがパパのことを唐突に持ち出してきたこととか、カイがパパを殺したのかもしれないことに対してじゃなくて。 「一つだけ聞いていい?」 とイオはそのまま動かずに言いました。 「だから私に近づいてきたの?」 カイは、カイも、そのまま動きませんでした。 しばらく経って、 「分からない」 と答えました。 イオは、カイについて、なぜかずっと「何か理由があって」イオに近づいてきているように思っていました。 それは、リウのことかもしれないし、他のことかもしれない。被害妄想なのか、愛着障害の結果なのか、はじめからなぜかそう思っていたのです。だから、「そうだよ」ってカイに言われるんだって、いつか「そうだよ」って、イオに近づいてきた理由をすべて説明されて、二人のことが終わってしまうのだって、なぜか強烈にそう思っていたのです。 でも、カイの答えは、「分からない」でした。それはとても静かで、確かな声でした。 イオは、その言葉をじっと受け止めていました。カイの身体は、声も無表情だったのに、温かいままでした。 そうだよな、たとえもし、そこに大事な理由があるのだとしても、それがたとえカイを苦しめてきたことなのだとしても、きっとそれが正直な気持ちなんだろうなと、イオは思いました。 カイに、あるいはカイとの関係に対する強烈な思い込みを訂正するのだと思うと、イオは自分の脳がゆがみそうでした。 イオのパパには、少なくともイオの知っているうちでは他に子どもがいなかったので、ある寒い冬の日、パパのいきなりの死を知らせる電報に始まった異例の事態に対して、イオはほぼ一人でいろいろなことを判断して、依頼するものは依頼して、ポストから零れ落ちていたお年賀状から、イオの全く知らないパパがきっとお世話になったのであろう人たちにお知らせして、とにかく、そのときに思いついた対応を、必死に行ないました。 あの頃、ただ事態に対処して、挙句対処しきれずに、そのままにしてしまった、するしかなかった父親のこと。 単なる自分の血縁に関する笑い話にするには深刻すぎて、特殊すぎて、もう誰にも相談できないと思っていたこと。 カイが、そこに関わっていた、くれていたのだということ。 たとえそれが結果的に、自分の父親を死に至らしめたという事象としてなのだとしても。 「なんか、脳がゆがみそう」 とイオは言いました。それがいちばん正直な感覚だったからです。 「え?」 とカイは、想定外の言葉だったのか、ちょっと驚いた声でそう言いました。 「それって?どうしたらいいの?」 「そうだよね、どうしたらいいんだろうね」 イオは、そう言う自分の声を聞きながら、きっと自分は安心していいのだと思いました。自分は一人じゃないらしい、この件ですら一人じゃないらしいと分かったから。 教育機関の施設の端っこにあった山岳部の古い部室で、パパが占領していた研究室から強制的に詰め込まれた、段ボール数百個に及ぶ、イオにとってはパパの遺品を、生前のパパのことを知る手掛かりとして一つ一つ確認していたあの日、燃えるゴミと燃えないゴミの仕分けをしながら、心が音もなく壊れていったあの恐ろしいほどの孤独が、その景色が、もしかしたら認識を変えていくのかもしれない。 それは、脳がゆがむという表現以外の何ものでもなさそうな、それこそイオには「信じられない」ようなことでした。 「イオさんが受け取った、パパの家を訪ねた学生からの手紙ね、僕が書いたんだ」 「え?」 「僕にとっては偽名だし、偽の住所だけど。なんか、職業柄、別人になるのに慣れちゃってたんだなって今は思う。当事者の人にはこれって完全に嘘つきだよね、ごめん」 「そっか、あれ、パパの授業受けた学生の人じゃなかったんだ」 「うん」 「そっか、よかった、なんか、死後半年も放置されたままミイラになっちゃってたことも含めて、自分のことをだいぶ責めてるようだったから、お返事をどうしようかって結構悩んで書いた覚えが」 「うん。あなたはまだ若いからって、自分は父にとって結局どんな存在だったかは分からないけれど、関係としては実の娘なのでって慎重に前置きをしたうえで、『父のことは忘れてくださってかまいません』って書いてあったんだ。本当にきれいな字でさ、本当に責任を預かるような、決意がこもった字でさ。イオさんが、パパを殺した僕の事情を知ろうと知るまいとね、この言葉と字は、ものすごく」 カイはそこまで言って、まだイオの首筋につけたままのおでこが震えはじめました。 「それでね、もう僕にはこの人しかいないって思っちゃったんだ。イオさんしかきっと、僕のことを助けられない」 イオは、自分の脳がさらにゆがんでいくのを感じていました。 「でもこれって、ものすごい依存なのかもしれないと思って、だからすごく気をつけてて」 「ううん」 とイオは遮りました。 「なんかね、このこと、パパのことは、誰かとか何かとか、パパでさえも、どういうことなんだか分からないくらい、込み入った、面倒くさいことなの。だから、カイの言うその『依存』の認識すらも、きっと一面に過ぎないから」 カイはそれを聞いて、ちょっと唸ってから、 「イオ節」 と納得したように言いました。 「また!!」 とイオはちょっと笑いながら怒りました。 「おいしい」 カイは笑って、 「また気に入ったの見つかるよ」 と言うと、イオから身体を離して、シンクに落ちた割れたコップのかけらを拾いはじめました。 |